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著書:トロッケンゲビンデ(森本禮子)より抜粋 |
トロッケンゲビンデと呼ばれ、troken(乾燥させる)とbinden(結わえる)の2語から成り、木の実や花などの乾燥植物でつくられたドイツの室内飾りの総称です。 庭に咲いた花、散歩のときに採った草穂、森で見つけた木の実の類、果物・野菜・穀物の種、日常の料理に使われる香辛料など、身の周りのあらゆる植物がトロッケンゲビンデの材料になります。 それらの一つ一つにワイヤーがけをして、様々な形の部屋飾りが出来上がるのです。 例えば花束様にまとめたものはシュトラウスと呼んでテープルの上に飾ります。環に形取っていくクランツや長いリボンで吊るすアンヘンクゼルは壁や空間を飾ります。 ドイツ装花・トロッケンゲビンデは、自然の営みのうちにやがては朽ち果てて、土と化してしまう花や木の実、そして諸々の植物たち・・・それらを拾い上げ、また最も良い時期を選んで乾燥させ、作品に仕上げます。 |
ドイツ装花って? |