行って来ました「堂本光一ソロツアー2004・1/2」in広島グリーンアリーナです。

 昨年末に発表があってからというもの、ずっと楽しみにしてきたコンサートでした。ここ数年は夏のコンサートを行なっていないKinKi Kids。冬のドームコンサートは年末年始の忙しい時期で、地方に住む主婦の私は到底足を運ぶこともできず、指を咥えて他所様のレポートを読むことで寂しさを紛らわせておりました。
 
 が!!

 やっと近くに来てくれる機会がやってきました。地元愛媛ではないけれど、広島なら行ける!!KinKi Kidsの二人一緒じゃないけれど、記念すべき光ちゃんの初ソロツアー…行かいでかっ!?
 
 と、ものすごい勢いで申込みを済ませ、待つこと数ヶ月。そしてつい先日…2004年4月3日(土)友人と二人で参加してきました。以下、長い長いレポートとなります。
 KinKi Kidsまたは堂本光一に興味と関心のある方は、どうぞ最後までごゆっくりとご覧ください。
 
 最初に…

 このコンサートはKinKiの光一であって、KinKiの光一とは全然違う…まさに堂本光一オンステージでした!!これぞ堂本光一!!彼の彼らしい彼にしかできないステージを作り上げていました!素晴らしいです!今回1公演しか観れなかったのが、今更ながら残念でなりません。光ちゃんは本当に自分の見せ方(魅せ方)を知っているな〜と、そのセルフプロデュース力にも目を見張るものがありました。これから行かれる方、最高の彼を堪能できること間違いなしっ!です(///o///)←これは決してファンの欲目でないと確信しています!
 

 ではこれよりレポもどきをどうぞ…

 まず会場に入ってビックリしたのは、舞台上にお城のセットが組まれていたことです。
それも中世ヨーロッパのお城とその中庭風とでも言えばよいでしょうか?騎士の甲冑もありました。でもって、もっと驚いたのが、その中庭中央付近に本物の噴水があったこと(◎o◎) 一緒に行ってたHeekoちゃんが「あれ本物?」と言うので、二人で双眼鏡でガン見!どこからどうみても本物でした。あの水はどこから来て、どこに排水されているのだろう?しばらくはそんなくだらないことばかり考えてましたね。アハハ…でも、まさに王子の城に招待された気分でウキウキ♪これから始まる舞踏会に思いを馳せました(アイタタ)

 さて、開演直前(と言っても少し遅れていたので18:00は過ぎていた)にGorHブロック辺り(私はF)から何度か歓声と拍手が上がりました。そのときは近くにいながら何が起きているのか分からなくて、キョロキョロとそちらのブロックを伺うのが精一杯。なんだかメッチャ盛り上がってる。何?何?何があったの〜?あとで分かったのですが、どうやらステージ裏から開演前の円陣の声が聴こえてきたようでした。←あ〜もっと耳を済ませて聞いておけばよかった(>_<)

 客電が落ちて、音楽が流れると同時に舞台上の噴水がその音楽にあわせて水を吹き上げます。緑のレーザービームが飛び交い、次第に一点に集中していきます。そして次の瞬間城の扉が開いて、いきなり全身金色(羽つき帽子まで)の衣装で光ちゃんが登場…大阪のネタバレで知っていたけど、キャーッ!!と叫んで立ち上がった瞬間に噴き出してしまいました。あまりに凄すぎる(^_^;)←光ちゃんゴメン!(笑)でも一気にテンションが上がります♪
 
 1曲目「-so young blues-」。いきなり金色のマントと帽子を脱ぎ捨て、ショッキングピンクのラメスーツに!でもって、上から吊り輪?のようなものが降りて来たと思ったら、光ちゃんそれを掴んで一気に飛びました。←いきなりアングリです。ステージ上の城が三階?構造になっていて、扉のある中央階層から下のステージ上にフライングで降り立ったわけですが、見てる方は初っ端から驚きの連続ですね。当の本人はそのままステージで踊りまくり&歌いまくりです。「Where is Tomorrow」では2月のSHOCKが甦るようでした。上着を脱いでノースリーブになって「Be COOL」「永遠の日々…」と続きます。ノースリの袖口部分が、引きちぎったようなビロビロ状態になってて、セクシーです(#^.^#)

 さてここで最初のMC。

 アリーナ後方からドスの効いた男性の声で「光ちゃ〜ん!」の掛け声があり、光ちゃんか〜なり喜んでました。「KinKiコンで男性の掛け声があるときは必ず『つよし〜』なんだよ」って。で、「男性の方、今日は思いっきり叫んじゃってください」とお願いしてましたもん。

 「広島は4年ぶり…え〜と、フィルムコンサートを除けば2000年の夏以来?」と聞かれて会場が「は〜い!」と答えます。「この中に来てくれた人いる?」という質問には私も必死になって「はい!は〜い!」とウチワを振りましたよん。「広島は毎回盛り上がる記憶があって、今回も楽しみだった…」(こんな感じのニュアンスで、そのまんまじゃありません)みたいなことを言ってくれて、嬉しかったな♪
 
 そしてMC中は手持ち無沙汰のためか(笑)舞台の先端部分ウロウロしてるんですが、後ろを向いたときに「お尻が可愛い〜っ!」の声が。そしたら光ちゃん、突然後ろを向いてお尻をペンペンしたのが凄く可愛かった〜♪
 新曲の振り付け指導の時は、かなりの毒吐きキャラ(スパルタ教師)に成り果てて「おらっ!お前ら、ちゃんとやれよ!」です。でも最後には「ほんとっ!ごめんなさい!」なんて謝ったりしてね(#^.^#) そんな風に光ちゃんに叱られたり賺されたりしながら、私たちも一生懸命振り付け練習しました。
 
 ここで再び曲に行きます

  懐かしいピカイチのエンディング曲「IN OUR DREAMS」です。この時サイドのリフターに乗って、私達のブロックの目の前に上がってきてくれました(T ^ T)くぅぅ〜←今回初の双眼鏡不要距離です! しか〜し!数メートル前に光ちゃんがいるというのに、リフターの高さはスタンド最前列くらいだったので、それより7列くらい後方だった私達の席は前方を覗き込むような形になってしまい、前の人の頭で見え隠れしてしまって、光ちゃんの姿がよく見えない(ToT) 結局三分の一くらいは前方のモニターを見てしまいました。あ〜勿体無や。

 気を取り直して…次はいよいよ先ほど振り付け練習した曲(多分、光ちゃん作の新曲)です。曲にあわせて腕をグルグル回して手をパンパン♪右手を上げて左右に振って、最後は腰をクイックイッ!めっちゃ頑張りました〜。光ちゃん「オッケー」って指で○してくれたし(* ̄m ̄)むふっ。会場全体がひとつになれて、すんごく楽しかった♪

 そして今回一番のハプニング!なんとロープ技の時に、アッキーが間違ってロープを逆回ししてしまいました〜(^_^;) 光ちゃんが回り始めたとき後ろ向きだったので「え〜っ?逆!逆!それって逆やろ〜?」って、思わず叫んでしまった私。何回転かした時にアッキーも気付いたみたいで、本来の方向に回し始めたけど、結局中途半端なままで終わってしまいました。舞台に降りた瞬間に光ちゃんが「秋山!逆!!」って叫んでからはけていきましたね〜。そして次のMCで光ちゃんは散々アッキーをいじめます( ̄▽ ̄;)あはは・・

 「ROCK THIS TOWN」は以前ポップジャムでやった曲です。軽快なリズムに乗った英語の歌ですが、途中、MAと電車ごっこかムカデ競争?(笑)みたいな振りがあって、すんごく楽しそうだったな。

 この後、光ちゃんから「3曲ほど座って聴いて欲しい」とお願いがあり、全員着席します。

 さぁいよいよ「月夜の物語」です。衣装は、黒地に豪華な金糸銀糸を取り混ぜた刺繍の片袖振袖&片袖は二の腕露なノースリーブ。腰には赤・黄色などの帯や紐が結ばれていて、めちゃくちゃカッコいい&セクシーです。今回の衣装の中で私は一番これが好きかもしれない♪モニターには今年の「SHOCK」の映像が流れます。ワイドショーで何度も流れた階段落ちもあります。←胸が痛い(>_<) 最後に赤い布を掴んだフライング。これ、振袖側の手で布を掴んで飛ぶのですが、できれば逆でお願いしたかった(///o///)

 次は再び光ちゃん作の新曲です。曲紹介のとき「僕の新しい曲で・・・」と、せっかく曲名も言ってくれたのに、英語のタイトルだったので全然聞き取れませんでした。(恥)この曲は演出が素晴らしかったです。ステージ上に4枚のパネルが現れて、そのパネルの中を光ちゃんが出たり入ったりしながら踊ります。レーザー光線と映像を多用した視覚効果にセンスが光ります。これを言葉で説明しするのは難しいですね←てか説明できません(^_^;) とにかく素敵な演出なので、これから参加される方はしっかりご自分の目で観て楽しんでくださいね♪夏に出る予定(出なかったら泣く!)のDVDが今から楽しみでなりません。

 「消えない悲しみ 消せない記憶」。壮大なイントロにあわせて緑のレーザー光線が縦横に飛び交います。ステージの噴水がダンスをするように滑らかに弧を描く中、光ちゃんが切々と歌い上げてくれました。最後は噴水の向こう側、光に包まれた扉の中にに静かに消えていきました。まるで光ちゃんがこの世から消えてしまったかのような演出に胸がキュンとします。

 一度真っ暗になったステージと客席に雷鳴が鳴り響き、ステージ上のお城が炎に包まれたようなオドロオドロシイ雰囲気の中「My Truth」。続いて「I」。既に客席は全員立ち上がってます。そして「I」の途中で一旦下がって再びステージ上に現れた時は真っ赤な衣装で、「SHOCK」の舞台が甦る「我が愛しきDeva」を素晴らしいダンスとともに披露してくれました。

 そして「Peaceful World」では白い軍服風衣装で登場。MAとダンサーさんは黒です。光ちゃんひとりだけ金色のブーツ(長靴?笑)を履いてるんですが、大阪ネタバレ読んでる時「これがダサい!」とか「足が短く見える!」とか(笑)散々だったんすよね。で、実はある意味ちょっと楽しみだったですけど、どうしてどうして!光ちゃんはやっぱり軍服の王子でした♪←あれっ?私の目腐ってます?σ(^◇^;;

 2度目のMC

 「暑い!暑い!この衣装、ほんとに暑いんだよね〜」って、軍服の衣装…脱ぐのかと期待したのに前を肌蹴ただけで残念。ちっ(¬ε¬) そうそう、大阪公演の最中に「ベルトの穴が一つ縮まった」と言ってたようですが、広島ではベルト穴二つに増えてました。そりゃそうでしょうね〜あれだけ踊れば(^_^;) 「でもこれはSHOCK病と同じなので大丈夫♪」とも。コンサートツアー中もしっかり食べて、これ以上痩せないようにして欲しいな〜と思いました。←MAのメンバーと焼肉食べまくってるみたいなので心配いらない?(^_^;)

 このMCの時は、さっきロープ技で逆回転をしてしまったアッキーのことを散々いじってましたっけ。でもアッキーのこと「こいつ本当はすごい気にしぃ〜だから…」って、フォローしたりして素敵な先輩ぶりを発揮してました。なのに最後の最後にはもう一回突っ込み入れたりして…悪キャラ光ちゃん炸裂でした。
 MAとのMC中には「MAん華鏡」の話にもなって、「MAの日記を楽しみにしてるだけじゃダメだから、今日僕も更新しました。だから近々皆さまのところにも配信されると思います。楽しみにしててください」と言ってました。やったぁ〜! でもって翌日にはちゃんと更新されてましたね♪

 再び曲へと続きます。

 「Dream Boy」初めてフルで聴きました♪光ちゃんらしいナンバーです。今回のツアーで歌ってるのがオリジナルバージョンなんでしょうか?「ジャニーくんからの依頼で、バラードにもロック調にもできるよに!と指示された」と言ってましたけど、ちょっと「我が愛しのDeva」に似てるかな?という印象もありました。光ちゃんが歌ってるバックスクリーンにはタッキーの舞台が映し出されていました。

 この後MAの曲の時に、光ちゃんがバックダンサーとして乱入します。この日はウェーブのロングカツラでした。これも事前に大阪ネタバレ読んでいたにもかかわらず、アッキーにコアラ抱っこ状態で飛びつくまで光ちゃんだということを忘れてた私…(^_^;) ネタバレのことなんてすっかり頭になくて「あのダンサーえらく熱烈に絡むな〜」なんて呑気に見てて、次の瞬間…ハッ!と思い出しましたゞ( ̄∀ ̄)オイオイ コアラ抱っこのまま後ろに身体を仰け反らせたとき、頭からカツラが外れて光ちゃんだぁ〜ってね。←女性ダンサーになりきって踊ってた光ちゃんを見逃して(ToT)が〜ん!! 腰に巻いたチェックのシャツがプリティーな光ちゃんでした。

 「SWEET DAYS」では中央通路部分をトロッコ?に乗って移動開始!大阪では光ちゃんの足を引っ張ったり、民族大移動のような押し寄せがあったりしたらしいですが、広島では目に余るような行為はありませんでした。アリーナ中央付近でトロッコが一旦停止するのですが、大きなトラブルも無い感じ。もちろん興奮した一部のファンが停止しているトロッコめがけて飛び出してくるということはありましたけど…スタンドから見ていた限りでは、それも十数名でしたし、当然スタッフに止められてましたね(ーー;)

 広島は大人しいというか…きちんとマナーをわきまえられるファンが多いのではないでしょうか?だからタレントも気持ちよくステージに立てる…これは結局のところ会場全体盛り上がりにも繋がると思うんですよね。これはKinKiコンでも言われている「伝説の広島」の所以ではないでしょうか?光ちゃん自身、今回も最初の挨拶で「広島はいつも盛り上がるので楽しみだった♪」と言ってくれましたから…。で、そういったタレントの言葉が、広島会場に参加するファンの自負でもあり…いい循環を生んでいるような気がしました。←もちろんこれは私的な感想に過ぎませんけど(^_^;)

 バックステージに到着した光ちゃんは、(多分)親子席の子ども達としきりにタッチしてました♪今回、何が羨ましかったって、バックステージ上のスタンド席の方です!ある意味アリーナより羨ましかった(^_^;) 剛さん作の「溺愛ロジック」は楽しみにしてたんですが、Fコンの時の衣装とスタイルで見たかったと思ったのは私の贅沢かな?σ(^◇^;; でもこの曲は改めて光ちゃんの声質にピッタリだな〜と思いました。

 再びトロッコに乗って戻りながら「Melting Snow」。この時は、自席を離れて駆け寄るファンも数名(これは本当に見ていて不快極まりないです)で、花道脇のファンも無理に手を伸ばしたりすることなく…とても気持ちが良かったです。トロッコがアリーナ中央で止まり、そこで切々と歌い上げます。曲が終わると突然ステージから吊り輪が向かってきました。光ちゃん、それにつかまってワープするかのようにステージまでひとっ飛び。次の瞬間にはもうステージ上に着地してました(笑)
 
 「愛のかたまり」「Virtual Reality」と続きます。「Virtual Reality」の衣装ですが、シルバーの上下に黒のシースルーっぽいインナーで、私的にセクシーさはイマイチ(ーー;) あ〜もっと堪能したかった…二の腕(ToT) 大阪でレボレボ風の組み紐のような衣装だったと聞いていたので、めっちゃ楽しみにしてたのに〜(*x_x)シュン でもダンスは最高(〃▽〃)きゃ〜♪ あの腰つきを生で見れただけで幸せ。

 「皆さん本日はありがとうございました」と光ちゃんの挨拶があって、最後の曲「薄荷キャンディー」です。これは今年の「SHOCK」でも使われたアップテンポのアレンジバージョン。私は凄く好きです♪

 「薄荷キャンディ」を歌い終わると、KinKiコンと同じように深いお辞儀をして、何度もお手振りを繰り返しながら扉の向こうに消えて行きました。
 
 そして「アンコール!」「アンコール!」の大合唱で、光ちゃん再び登場(^o^)/

 アンコール1曲目は「solitude〜真実のサヨナラ〜」です。アンコールに応えて登場してくれた光ちゃんと、会場のファン全体の大合唱となりました。会場全体がひとつになった瞬間、一緒に声を張り上げて歌っていた私も鳥肌が立ちました。素晴らしい瞬間を光ちゃんや1万人のファンと共有できたこと、心から感謝したいです。

 アンコール2曲目、最後の曲はオープニングと同じ「-so young blues-」。そして光ちゃんは満足気な笑顔を残して手を振りながらステージを後にしました。最後の最後まで息をもつかせぬ歌とダンスで、本当に大満足のコンサートでした。光ちゃん、素敵なステージをありがとう〜っ!!

 そうそう、アンコールで投げてくれたサイン色紙ですが、一枚が私の左側3番隣2列前の席に落ちてビックリ!最初シートの隙間に入り込んでしまったようだったけど、結局手にしたのは高校生くらいの女の子でした。まだ光ちゃんが歌ってる最中だったけど、気になってチラチラ見ていたら、その女の子は感極まった様子で、ずっとその色紙を抱いて泣いていました。周りのファンが「よかったね♪」と優しく声を掛けているのも素敵でした。
 
 そしてもう一枚!これはコンサートが終了して席を離れたときに気付いたのですが、私の右2番隣5列前の席でもサイン色紙をゲットした方がいらっしゃいました\(◎o◎)/! こちらの方は嬉しそうにサインを広げて、沢山の方に携帯での撮影をさせてあげていました。フォト機能が付いてない私の携帯…残念ながら撮影はできませんでしたが(*x_x)シュン
 
 それにしても、3枚投げられたうちの2枚がこんな近くに落下したとは…すごい偶然にビックリでした。

 最後に…

  このレポートはあくまでも、私の呆けた頭で記憶したものを書き起こしただけのものです。記憶があやふやな部分が多々ありますので、特に光ちゃんの言葉については、そんな感じのニュアンス…と捉えていただければ…と思います。ステージ上の演出についても、私の記憶が前後していて微妙に違っているところもあるかもしれません。その点はご容赦ください。
 長いレポートを最後まで読んでいただきましたこと、感謝いたします。
 ありがとうございました。

                                                
                                                    
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